シーラカンス日記

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zoom RSS 東京は遠くなりにけり

<<   作成日時 : 2005/05/19 22:25   >>

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思えば東京生活をしたのは大学生の頃の4年間だけでしたが、
若かった頃の自分が見ていた東京と今の東京では、
さすがに20年もたっているだけに、出張で赴くたびに
「全く別物だなあ〜」という感覚を抱きます。
建物も違う。歩いている人たちの格好も違う。
渋谷も品川も風景が全く違う。店も違う。
景気も全く違う。空気感も違う。
まー、この変化の激しい時代、アタリマエでしょうけどね…。

でも、相変わらずだなあと思うのは、人口密度の多さ、濃さです。
同じインフラのなかに詰め込まれている人数の比が、
関西の2倍から3倍、って感じです。
ある面積の駅構内にいる人数が、関西で100人だとすると、
東京は200人から300人、アタリマエに詰め込まれているというか。
で、その息苦しいまでの人口密度に対して、
東京では誰も文句を言わないんですよね。
実に整然と、黙々と、上品かつ無機質無表情な顔をして歩く人々。
当時も今も一緒です。それが当然だ、と思い込んでいるから。
列を誰も乱さない。訓練され抜いている。声高にしゃべる人すらいない。
久々に味わうと、なんなんだこれ、息苦しいよー、って感じです。

で、当然、東京中心部では、子どもの姿はめったに見ませんでした。
ウィークデーの昼間、ってこともあるでしょうけど。
小さい子を連れている人はまずほとんど見かけず、
けっこういい歳した感じのカッコイイカップルとか(あれはゼッタイ夫婦ではない)、
センスのいい服をビシッと着こなした40代50代女性とかが、
街を闊歩しているのをよく見かけました。

東京であのまま仕事生活をしていたら、
今の自分にはなってなかったんだよなあ。
どんな社会人になってたんだろう。
もしもあの時、ここに残っていたとしたら。
もう20年近くも一つの会社にいて、
さすがに後戻りできない年齢になりつつありますからね…。

ここを歩いていた20年前の頃の自分。
不安と希望とを感じていたけど、ただの学生でしかなくて、
自分が何者かになれるかどうかすらもわからず、
でも、バブル間近の、浮かれた世間の空気は感じていました。
波が来ているような錯覚は感じていたのです。
あのまま残ってたら、ひょっとして、結婚も出産もしてなかったかもなあ〜。
何の仕事を選んでいただろうなあ〜。
山手線の駅構内をハイヒールで通り過ぎる同世代女性のスーツ姿を見ながら、
「もしもあのとき、違う選択をしていたら?」という想像を、思わずしてしまいました。

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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
以前、付き合ってた東京の彼女と新宿駅で待ち合わせをしてたのを思い出します。新宿駅って1日に300万人利用するんでしたっけ?行く度に「人多すぎ!みんな他に行くとこないんか?」と人間の異常繁殖を観察している気分でした。
もし、あのときこうしていれば今頃・・・、というのはありますよね。俺はあまり振り返らないタイプなんですけど、シーラカンスさんのこの記事でいろいろ思い出してみました。前の妻と結婚したのは、もう6年も前になるんか〜。今が一番ですね♪
怜仁-ray-jin-
2005/05/20 02:41
主人とは、もう10年。東京へは5回来る機会がありました。確かに人ごみは凄く、何度来ても圧倒されてしまいます。でも2年3年という時間を置いてくると訪れるたび、この都市は全く、違う顔を見せてくれる。とても興味深い都市ですね。ロビン
robin elise
2005/05/20 04:34
東京の人って「東京は日本のスタンダードだ」とどこかで思い込んでいる部分があるなと思うんですよ。他の地方の現実を知らないというか…。だから、なんだか地方から見るとちょっと信じられないようなものすごい条件下・状況下でも、「トーゼン」って顔で歩いてるんですよね。
訪問者の立場で見ると、あらためて「東京って不思議な街だなあ」って思います。
シーラカンス
2005/05/20 09:42
東京には別な顔もあります。上野、浅草、錦糸町あたりは、品川、渋谷とはまた別の趣があります。東京スタンダードというのも山の手スタンダードでしょう。
それでも、西成と千住を比べるとやはり東京の方が澄ましているかもしれません。阪神間と山の手でもそうかもしれません。
住むなら関西の方がいいような気がします。
平家
2005/05/20 10:15
いやいや、東京にも東京をスタンダードでは無いって思っている人がたくさんいますよ。だって、ほとんど皆地方から来てるから。僕は、横浜生まれですが、横浜ですら、かなり地方色が出てますから。僕ら関東人にとっては関西の方が、と言うよりも大阪はかなり暮らしにくい。なぜなら、東京以上に当たり前の共通認識が多いから。すましていると思われがちな関東人からすれば、大阪人が自然体だとは、とても思えません。その事自体に文句は無いですけど、大阪があったかくて、東京が冷たいと言うステレオ・タイプなものの見方は、なんとなく苦手です。
keiki
2005/05/20 16:20
>平家さんこんにちは。いつも拝読しておりますです。
そうですね、上野浅草錦糸町というと、どうも「御宿かわせみ」の世界を思い浮かべてしまうワタシです。違う風景が確かに見られそう…。今度個人ツアーしてみよっと。

>keikiさんこんにちはー。
関西は確かに暮らしにくいですね。特に大阪。関東育ちのオクサンが、ダンナさんの転勤で最も恐れる赴任地、それが大阪なんだそうです…。それを関西人に言うと、ハトが豆鉄砲食らったような顔で「なんで?どして?」と言います。自覚ないんですね…。
大阪は「あったかい」のではない、どっちかというと「暑苦しい」んだと思うんですよ。で、それはより「アジアチック」なんじゃないかなー、と。
シーラカンス
2005/05/20 22:36
ずーっと関東にいるので、
あんまり感じませんでしたねぇ。

関西が「暑苦しい」と言うイメージっていうのも、
大阪だとそうなのかもしれませんが、
京都や神戸だと、また違った感じがします。
って、両方とも片手で数えられる日数しか行っていないので
よく分からないんですがね。
ryi
2005/05/22 11:38
その暑苦しさも一つの文化特性だと思うわけですよ。だからこそ、なんでもないような街頭インタビューが面白いんですよねー、大阪って。
逆に神戸では、面白い街頭インタビューは撮りにくく、逆にどことなくスノッブでおしゃれなインタビューになります。よくも悪くも。それが土地柄ってヤツなんだと思います。
シーラカンス
2005/05/23 22:04

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