「『米軍に若者肥満』から日本のbento文化まで

長女(12)が中学に進学してからというもの、
毎日毎日6時には起きて弁当作りの日々です。
これでワタシはさらに出張がしにくくなっておりまして…
どこかに泊まりがけの出張すると、
翌朝弁当を作ってやれないわけです。
で、そうなると長女は近くのコンビニかどこかで
パンなりコンビニ弁当なりオニギリなりを
買っていくことになる。
亭主が作れれば言うことないわけですが
亭主は朝7時ごろ家を出る人なので、
その人に弁当作ってくれというのは
朝4時半か5時に起きてくれということになり
かなり酷かも…まだスキルもないし。

ああいうbento文化って
日本独自のものらしいですね。
さらにアニメキャラや似顔イラストを食材で作り上げる
いわゆる「キャラ弁」なんてあの芸の細かさ、
マジで日本独自中の独自なようで…
特に、詰め合わせ技術が外国人とか
慣れていない人には難しいみたい。
いかに亭主が多少料理の心得があったとしても
なかなかうまく詰め合わせできないんじゃないか、
と心配するわけです。
心を鬼にして父子双方にガンバってもらう、
ということも考えないわけではないですけどもね。
いつかはヨロシクなのだ亭主。


とか思っていたら。

アメリカの学生昼食事情のせいで
米軍採用に影響が大なのだ、という話が
インターネット上に出ました。
『米軍に若者肥満の脅威』と各国ランチ事情」。
入隊適齢期(17~24歳)の若者の
27%にあたる約900万人が肥満のため、
入隊できない、っていうんですね。

アメリカの食事はサラダだけを見ても
「これ全部1人で食ったらそりゃデブになるわ…」
っていう量が出てきます。すごすぎ。
しかもどうやらそれはハイスクールなどでも同様で、
しかもアイテムがプレッツェル、コーラ、バーガー、ピザ。
それらを大量に食べればそりゃ太るでしょう。
野菜も採れないし偏りすぎ。
かつては栄養不足が問題だったところが、
今や問題は逆転して肥満が徴兵にまで
影響を及ぼしているわけです。

日本の学生ランチが実は世界的に見て
アベレージではないということは、
下記の記事でもよくわかります。
世界中の人が、日本の高校生の弁当を見て
垂涎状況になっている話です。
以前にもご紹介したかとは思いますが…

2008年07月18日
日本の高校生が教室でお弁当を食べる映像の海外反応【YOUTUBE動画】


ジャンクフードたんまり環境の
欧米ティーンやティーンだった人たちが、
日本のbentoを見てひたすら
「うまそー」「ヘルシー」と絶賛しています。
へへえ、こういうフツーのお弁当がねえ。という感じ。
従来は食生活そのものが貧困、栄養状態が貧困、
というのが徴兵の問題点だったわけですが、
資本主義下の食産業に子どもたちの食生活が
侵食されているのも相当不健康。

他方で日本の家事、特に料理は
非常にバリエーションに富んでいて、
それが主婦の負担を増やしていると言う話は
結構いろんなところで読む話題です。
そのことについては自分自身が
主婦をしていて実感としてあります…
そもそも日本は母親が早起きして
弁当を手作りしてやることが「当然」として
期待されすぎている文化なんですよね。
また、日本の料理は食材が豊富にありすぎ
調理法も多岐にわたりすぎていて美味し過ぎ、
手間がかかる面があるのも確かです。
その豊かさは確かに素晴らしいのですが、
家事を殆どしない男性を抱える家庭の場合
主婦に高い負担がかかってしまう。

でも、今や家庭の状況も多岐にわたります。
その文化で育っていない母親もいれば
父子家庭も祖父母家庭もある。
母親だって倒れることもあるし、
外国人家庭もあるわけです。
豊富な食生活を維持できない家庭も多々ある。
日本に来た外国人妻が「bento」文化についていけず
子どもが中学になるころ壊れてしまう話も聞きます。
日本のその恵まれた食文化が実は母親たちの
重い労働によって担われていることを考えると、
母親たちも企業労働に次第に
駆り出されつつある時代ですから、
男性の労働量も減らして家庭に戻していかないと
これまでどおりの食文化維持はそりゃムリよ。
日本の母さんたちも壊れるわ。と思うわけです。


日本の弁当は素晴らしい。
でも、この素晴らしさを
ホントに維持しようとするなら、
もうちょっとお父さんも家に戻してほしいよね、
もうちょっと余裕のある社会にしてほしいよね、
とか思うわけです。
それと中学、…給食化してくれないかなぁ。

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この記事へのコメント

なるにや
2010年05月09日 22:10
ランチ事情に反応して来ましたが、お子さんのお弁当のことだったのですね。
当方子供の弁当歴6年目ですが、大丈夫、すぐに慣れます。
翌日のお弁当への転用を意識した夕食メニューや作り置き煮物などで、私は20分あったらお弁当作れます。

作り置き多用方式ですと、出張の際はじゅうぶん夫に頼めますし、そんなにおおげさに考えることでもないのでは。
一生続くことではないので、これはこれで、よい経験だなと思うようになりました。
シーラカンス
2010年05月09日 23:03
>なるにやさん
こんにちは、そーなのです、お弁当のことなのでした。この4月から毎日弁当作り生活になり、つい力入りまして…^^;6年間ですか!ワタシも多分これから9年間以上作り続けることになるので、今からセンセンキョーキョーです。って大したもの作ってないんですが。冷凍食品も割り切って使いますし。

記事中のYouTubeの動画、出てくる学生たちのお弁当もほんっとフツーのお弁当で、日本人からみて別に驚くようなもんじゃないんですね。ただ、あの箱庭みたいな詰め合わせ方って外国の人はなかなかできないみたいです。
亭主には…スキルアップしてもらって詰め合わせ方を覚えてもらうことにします…作り置きもこれからいろいろ研究しないといけないですねえ。
hokkaido
2010年05月14日 22:30
こちらは中学校も給食ですよ。小学校と同じメニューのはず。確かに大阪ではお弁当でした。懐かしいです。
シーラカンス
2010年05月15日 09:23
>From Hokkaidoさん
どうもお久しぶりです、お元気でしたか?

北海道は中学で給食あるんですかー。いいなぁ。橋下知事が中学給食を公約に上げてましたけど、ホント早く導入してほしいなあ。なんて思いますー。ただし自分自身を思うと、中学高校時代のお弁当は楽しみでしたけど。今にして知る親のタイヘンさ、って感じです…
2010年05月23日 00:53
こんにちは。
愛知県は市によって違いますが、ほとんどの市は中学も給食だと思います。
義務教育だから統一してほしいし、給食費の滞納問題もあるので無料化してほしいと思います。
シーラカンス
2010年05月23日 09:31
>あゆさん
中学が給食、本当にうらやましいです。ほんとに義務教育だからこそ統一してほしいですよね…高校の無償化よりも、給食費や各種学級費、教材費などのほうを小中学校で無料化してほしいなって思います。あのこまごまとした負担、地域にもよりますが年間2~3万円ぐらいになるそうです…

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